実は一覧

ハワイの「ワイキキビーチ」は、実は人工的に作られたものだった?

美しい白浜が続く、ハワイのワイキキビーチ。日本人にも人気が高い、観光スポットのひとつです。しかしながら、実はこのビーチ、人工的に作られたものなのです。「ワイキキ」とは、ハワイの言葉で、「水が湧(わ)く」という意味。この地はもともと、タロイモやバナナの栽培が盛んな湿地帯(しっちたい)でした。1898年に、アメリカの自治領(じちりょう)として併合(へいごう)されると、ワイキキをリゾート地にするために、大規模な土地開発計画がスタートしました。

童謡「赤い靴」の女の子は、異人さんについていかなかった?

野口雨情(のぐち うじょう)作詞、本居 長世(もとおり ながよ)作曲の、有名な童謡・「赤い靴」。この「赤い靴」には、モデルが実在していました。北海道に開拓民として入植(にゅうしょく)した鈴木夫婦の子供で、「きみ」という女の子です。鈴木夫婦は、きみが3歳のときに、アメリカ人宣教師チャ-ルス・ヒュエット夫妻のもとへ養子に出しました。そしてその後、宣教師が帰国したという噂を耳にします。そのため、「異人さんにつれられていっちゃった」という歌詞が生まれたわけです。

リンスインシャンプーは、実は効果が薄かった?

リンスインシャンプーは、文字通りシャンプーとリンスが1度でできるので、手間がかからず非常に便利です。が、良く考えてみると、この2つは矛盾(むじゅん)しています。シャンプーは髪から脂汚れを取るもので、髪をパサパサにします。一方、リンスは髪に潤(うるお)いを与えます。この矛盾する働きを、1本のビンで実現しているリンスインシャンプーというのは、一体どのような仕組みになっているのでしょうか?

「秋ナスは嫁に食わすな」は、実は嫁の体への気遣いから生まれたことわざだった?

食欲の秋。秋になると、おいしいものがたくさん店頭に並びます。 中でも、秋ナスは煮てよし、焼いてよし、漬(つ)けてよしで、とてもおいしいものです。そんな秋ナスを「嫁に食わすな」なんて酷(こく)な話で、ずいぶん意地悪なお姑(しゅうと)さんだなあと思ったら、どうもそれは誤解のようです。

天下の悪法「生類憐れみの令」は、実は命の尊さを説く良法だった?

江戸幕府の5代将軍といえば、「生類憐(しょうるいあわ)れみの令」を出した人物-徳川綱吉-です。綱吉のことを良く知らない方でも、「人間よりも犬の命を大事にしたバカ殿」と聞けば思い出すことでしょう。さて、綱吉はいまだに歴代最悪の将軍であるかのように語り継(つ)がれています。何故なら、当時から綱吉を批判する者が多く、かの新井白石(あらいはくせき)も、綱吉を「悪い将軍だ」と書き残しています。しかし、「生類憐れみの令」は、本当に悪法だったのでしょうか?

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