仕組み一覧

快適なショッピングセンターは、シロアリ塚をまねていた?

シロアリが生息する地帯は、昼間は50℃、夜は0℃にもなる過酷な環境ですが、不思議なことに、巣の中は常に約30℃の気温に保たれています。シロアリ塚を良く見ると、無数の穴が空いていることが分かります。これらの穴が、自動的に湿度を調整し、温められた空気が上方に向かう性質を巧みに利用して、余分な熱や汚れた空気を外に排出する仕組みになっているのです。このシロアリ塚をまねて作られたのが、アフリカ・ジンバブエの首都ハラレにあるショッピング・センターです。

イルカの皮膚には水中抵抗を減らす仕組みがあった? – イルカの高速遊泳の秘密

クジラ・イルカ類の中で、最も高速で遊泳(ゆうえい)することができるのはシャチで、時速65kmで泳ぐことができます。2番目に速いのがマイルカで、時速55kmとされます。そして、このイルカの高速遊泳の秘密はその皮膚にあり、体の表面に水の薄い膜を作って、摩擦抵抗を減らしているといわれています。しかしながら、一説には、イルカは時速100km以上で泳ぐことができるともいわれており、これは体長や筋肉量から考えると、驚くべき遊泳速度であるといえるでしょう。

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