ルーツ一覧

「上戸」、「下戸」は税金の言葉からきていた?

昔から酒飲みのことを「上戸(じょうご)」、酒が飲めない人のことを「下戸(げこ)」と言いますが、この語源は平安時代の税金制度からきているようです。大宝律令(701年)で、一戸の家に6、7人の成人男子がいる家は上戸、それ以下は下戸と定められました。当時は、これによって婚礼の際のお酒の量も制限されました。上戸は8瓶までふるまい酒が許されたのに対して、下戸はせいぜい2瓶程度までとされていたのです。

ネクタイの始まりは、クロアチア兵が首に巻いた赤いスカーフだった?

ネクタイは、どのようなきっかけで生まれたものなのでしょうか? また、日本でネクタイを最初に着用したのは、一体誰だったのでしょうか?現在のネクタイの原型ができたのは、17世紀頃とされます。国王に仕えるためにパリに訪れた際、クロアチアの傭兵(ようへい)がしていた格好が、ネクタイのルーツです。彼らはみな、首に布を巻いており、その姿に興味をもった当時のパリ市民が真似し始めたのです。

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