学者犬は、本当に計算ができる?
人間よりも猿の方が、木の実を採(と)ることに関しては上手ですが、自分で採った木の実を数えることはできません。というのは、「数」は抽象的な概念(がいねん)だからです。物事を抽象的に捉えることができるかどうか、これが人間とほかの動物の決定的な違いなのです。さて、そこで問題となるのが、「学者犬(がくしゃいぬ)」の存在です。犬には、数は数えられないはずで、数が数えられなければ、計算ができるわけがありません。ところが、学者犬は計算ができるというのです。
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