なんと! 男性のお助け薬「バイアグラ」は、研究の失敗から生まれた!? – バイアグラ誕生秘話
アメリカの製薬会社ファイザーの、イギルス・ケント州にある研究施設で、1996年、5型ホスホジエステラーゼ阻害薬と呼ばれる試薬が開発されました。この薬は、狭心症(きょうしんしょう)の治療薬の開発に必死に取り組んだ結果生まれたものでしたが、臨床試験(りんしょうしけん)の結果、心臓動脈の狭窄(きょうさく)に目立った治療効果がないことが判明します。しかしながら、この薬は偶然にも、”男性の悩み”に画期的(かっきてき)な効果があることが分かったのです。新薬は、血流を高める効果がありましたが、その血管の場所が、研究者の期待した部位ではなく、アソコだったのです。