アメリカ一覧

なんと! 男性のお助け薬「バイアグラ」は、研究の失敗から生まれた!? – バイアグラ誕生秘話

アメリカの製薬会社ファイザーの、イギルス・ケント州にある研究施設で、1996年、5型ホスホジエステラーゼ阻害薬と呼ばれる試薬が開発されました。この薬は、狭心症(きょうしんしょう)の治療薬の開発に必死に取り組んだ結果生まれたものでしたが、臨床試験(りんしょうしけん)の結果、心臓動脈の狭窄(きょうさく)に目立った治療効果がないことが判明します。しかしながら、この薬は偶然にも、”男性の悩み”に画期的(かっきてき)な効果があることが分かったのです。新薬は、血流を高める効果がありましたが、その血管の場所が、研究者の期待した部位ではなく、アソコだったのです。

かつてアメリカの大統領選で民主党が壊滅的大敗を喫したことがあった? – 1984年に行なわれたレーガンvsモンデール戦

1984年11月6日に行なわれたアメリカ合衆国大統領選挙(1984ねんアメリカがっしゅうこくだいとうりょうせんきょ、United States presidential election of 1984)。この選挙では、共和党(きょうわとう)現職のロナルド・レーガン大統領と民主党(みんしゅとう)のウォルター・モンデール候補の戦いとなりましたが、モンデール候補はミネソタ州とワシントンD.C.の2州のみでの選挙人獲得にとどまり、壊滅的大敗(かいめつてきたいはい)を喫しました。

関節から出る「ポキッ!」は何の音? – 2015年にカナダの大学が長年の論争に決着!

指などの関節を鳴らしたときに出る「ポキッ!」という音。この音がどういう仕組みで出るのか、昔からさまざまな説が唱えられてきました。そんな中、2015年に、カナダのアルバータ大学の研究グループが、最新のテクノロジーを駆使(くし)して、この長きにわたる論争に決着をつけました。彼らは、関節が「ポキッ!」っと鳴った瞬間に、関節内でおきている現象を映像に記録。その結果、1940年代に立てられた仮説がおおむね正しかったことが実証されたのでした!

「父の日」は、母を亡くした父思いの娘が誕生させた?

アメリカ・ワシントン州に住むソノラ・スマート・ドッド(Sonora Smart Dodd)夫人は、「母の日があるのに父の日がないのはおかしい!」と疑問をいだき、父の誕生月である6月に「父の日」制定に向けた運動を開始しました。彼女の母は、父が南北戦争に出征(しゅっせい)したときの苦労がたたり、6人の子供を残して亡くなっていました。そんな父に対する感謝の気持ちが、当時のウィルソン大統領を動かし、1972年(昭和47年)には国民の祝日となりました。

バンドエイドは妻思いの優しい夫によって発明された? – バンドエイド誕生秘話

「バンドエイド」は、ジョンソン・エンド・ジョンソン(Johnson & Johnson)の商標で、1920年にアメリカで生まれました。当時、同社の社員であった28歳のアール・E・ディクソンは、妻のジョセフィーヌが非常に不器用で、彼女が台所に立つたびに、火傷(やけど)や切り傷を負うことに頭を悩ませていました。そこで考えついたのが、テープと包帯を合体させた救急絆創膏です。そしてこれが、「バンドエイド」の原型になったのです。

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