「貴様」は、もともと「あなた様」と呼びかける敬意を表わす言葉だった?
「貴様」は、中世末期から近世初期に使われるようになり、自分よりも目上の方に対する敬意を表わす言葉でした。しかしながら、その後時代が進むにつれて敬意が失われていき、やがて、目下の者に対する言葉へと変化しました。
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「貴様」は、中世末期から近世初期に使われるようになり、自分よりも目上の方に対する敬意を表わす言葉でした。しかしながら、その後時代が進むにつれて敬意が失われていき、やがて、目下の者に対する言葉へと変化しました。
企業のトップといえば、通常は「社長」ですが、銀行だけは「頭取(とうどり)」と呼ばれます。これは、何故なのでしょうか?頭取という言葉は、日本で始めて銀行制度が誕生した1869年(明治2年)に、トップの役職を指す言葉として採用されたものですが、もともとは「音頭をとる人」という意味で、雅楽(ががく)や能楽(のうがく)、歌舞伎(かぶき)などの主席奏者を呼ぶ言葉でした。
血液型のO型は、最初はC型でした。 1901年に、オーストリア・ハンガリーの病理学者、血清学者であるカール・ラントシュタイナー (Ka...