語源一覧

スタジオジブリの「ジブリ」は、本来「ギブリ」だった? – ジブリの語源

「天空のラピュタ」「となりのトトロ」「魔女の宅急便」「火垂るの墓」(ほたるのはか)など、数々のアニメの名作を世に送り出し続けているスタジオジブリ。この「ジブリ」という名称は、イタリア語の「ghibli」に由来しています。スタジオジブリの設立は1985年(昭和60年)のことです。当時、大の飛行機マニアだった宮崎駿(みやざき はやお)氏が、サハラ砂漠に吹く熱風を意味する、第二次世界大戦中に使われたイタリアの偵察(ていさつ)/爆撃機(ばくげきき)の名前にならって命名したといいます。

織田信長は、豊臣秀吉を「ハゲネズミ」と呼んでいた?

テレビの時代劇や歴史小説などで、織田信長が豊臣秀吉を「サル」と呼ぶシーンがあります。しかし実際には、「ハゲネズミ」と呼んでいたようです。信長が、秀吉の妻であるねね(生年不詳~1624)に宛(あ)てた手紙の中に、浮気した秀吉のことを「ハゲネズミ」と表した記述があります。どうやらこれが、信長が秀吉につけた本当のニックネームのようです。

え? 「名刺」は昔、本当に刺していた!? – 名刺の語源

名刺という漢字を改めて良く見てみると、『名を刺(さ)す』と書かれていることが分かります。何故、名を”刺す”のでしょうか?実は、名詞は、昔は本当に刺していたのです。名詞の起源は、古代中国(20~280年頃)まで遡(さかのぼ)ります。この時代の身分の高い人たちは、誰かの家を訪問するとき、当時はまだ紙が発明されていなかったため、自分の名前と用件を記入した竹片や木片を持参していました。そして、相手が不在の場合には、これを門前の箱に刺していったとされます。

勝手口の「勝手」は弓道用語だった? – 勝手の語源

台所のことを、「勝手」と呼ぶのは何故なのでしょうか?弓道では、弓を持つ左手を「押手(おして)」、弦を引く右手を「勝手」と呼びます。そして、右手の方が都合よく動かせることから、「暮らし向き」「様子(ようす)」を指す言葉となり、生計の意味から「台所」に転じたといいます。

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