語源一覧

「お茶を濁す」の語源は、安いお茶を上等な抹茶に見せかけることから?

「お茶を濁す」という言葉があります。この言葉の語源は、安いお茶を上等な抹茶に見せかけることから来ていました。この抹茶は、かつては貴族や僧侶(そうりょ)だけが楽しむ、特別な飲み物でした。室町時代以降は、庶民の間にもお茶が浸透(しんとう)していきましたが、それは抹茶ではなく、当然安価なお茶でした。それを、何とか上等な抹茶に見せかけるため、お茶をかき混ぜ、濁(にご)らせたのです。そこから、いい加減にその場を繕(つくろ)ってごまかすことを「お茶を濁す」というようになりました。

「ごまかす」の語源は? また、類語は?

見かけだけで、内容が伴っていないことを意味する「ごまかす」という言葉。この言葉は、一体どこから来ているのでしょうか?また、「ごまかす」の類語には、どのような言葉があるのでしょうか?「ごまかす」の語源は、江戸時代に売られていた「胡麻胴乱(ごまどうらん)」というお菓子が由来とされます。

ジーンズが紺色をしているのは、ガラガラヘビを追い払うためだった!?

ジーンズは、紺色(こんいろ)をしていますが、そもそも何故紺色なのでしょうか?世界初のジーンズは、1850年代、ゴールドラッシュに沸くアメリカのカリフォルニア州で仕立て屋として働いていた、リーバイ・ストラウスによって作られました。ストラウスは、当時労働者が履(は)いていたゴワゴワとしたズボンを、インディゴを使って、泥の汚れが一番目立たない濃紺(のうこん)に染めて販売しました。

乾電池は何故「乾いた」電池という? また、単一、単二の「単」の由来は?

乾電池の単一、単二などの「単」というのは、一体どこから来ているのでしょうか?この「単」というのは、「単位電池」の意味です。1930年代中頃までは、何個かの電池をひとつにまとめて、力の強い電池を作っていました。が、その後、現在のように、1個ずつの電池を使うようになりました。

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告
レクタングル(大)広告