由来一覧

ショートケーキの「ショート」は、「短い」という意味ではない?

ショートケーキは、直訳すると”短いケーキ”となります。 が実は、このショートは「短い」という意味ではないことをご存じですか?日本では、フワフワのスポンジ生地を使用しているショートケーキですが、発祥地のアメリカでは、サクサクのビスケット生地を使用しています。英語のshort(ショート)には、「もろい」「さくさくした」といった意味があり、これがこのお菓子の語源となっています。

銀行のトップを「頭取」と呼ぶのは何故?

企業のトップといえば、通常は「社長」ですが、銀行だけは「頭取(とうどり)」と呼ばれます。これは、何故なのでしょうか?頭取という言葉は、日本で始めて銀行制度が誕生した1869年(明治2年)に、トップの役職を指す言葉として採用されたものですが、もともとは「音頭をとる人」という意味で、雅楽(ががく)や能楽(のうがく)、歌舞伎(かぶき)などの主席奏者を呼ぶ言葉でした。

「ラン」の語源は、ギリシア語の「睾丸」から?

高級花の代表格であるランは、英語で「orchid(オーキッド)」。その語源は、ちょっと恥ずかしく、ギリシア語で男性の睾丸(こうがん)を意味する「オルキス」です。ランは、根に2つの塊根(かいこん)をもっており、その様子が男性の睾丸そっくりなために、この名があります。

「百日咳」の名前の由来は? – 文字通り百日間にわたってひどい咳が持続することから

主に幼児がかかる病気に百日咳というのがあります。 この病名には、どのような由来があるのでしょうか?百日咳(ひゃくにちぜき)は、乳幼児でとくに問題となる病気で、この病気にかかると、文字どおり百日間もの長期にわたってひどい咳が持続するところからこの名があります。この病気は、百日咳菌(Bordetella pertussis)という細菌が、気管支粘膜(きかんしねんまく)などの気道粘膜(きどうねんまく)に感染して発症します。この菌に感染すると、気道粘膜が剥(は)がれ落ち、炎症が起きて重大な損傷(そんしょう)を受けます。

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