何故一覧

関節から出る「ポキッ!」は何の音? – 2015年にカナダの大学が長年の論争に決着!

指などの関節を鳴らしたときに出る「ポキッ!」という音。この音がどういう仕組みで出るのか、昔からさまざまな説が唱えられてきました。そんな中、2015年に、カナダのアルバータ大学の研究グループが、最新のテクノロジーを駆使(くし)して、この長きにわたる論争に決着をつけました。彼らは、関節が「ポキッ!」っと鳴った瞬間に、関節内でおきている現象を映像に記録。その結果、1940年代に立てられた仮説がおおむね正しかったことが実証されたのでした!

バンドエイドは妻思いの優しい夫によって発明された? – バンドエイド誕生秘話

「バンドエイド」は、ジョンソン・エンド・ジョンソン(Johnson & Johnson)の商標で、1920年にアメリカで生まれました。当時、同社の社員であった28歳のアール・E・ディクソンは、妻のジョセフィーヌが非常に不器用で、彼女が台所に立つたびに、火傷(やけど)や切り傷を負うことに頭を悩ませていました。そこで考えついたのが、テープと包帯を合体させた救急絆創膏です。そしてこれが、「バンドエイド」の原型になったのです。

キューピーの「ユ」が大文字になっているのは何故?

キューピーマヨネーズのパッケージの文字を注意深く見てみると、キューピーの「ユ」が大文字になっていることに気づきます。つまり、「キューピー」ではなく、「キユーピー」となっているのです。その理由は、同社によればデザイン上の理由からだといいます。横書きの場合、小文字の「ュ」にすると上に空間ができてしまい、バランスが悪くなってしまいます。そのため、大文字の「ユ」にしているのだといいます。

ワンコイン10円だったチロルチョコが20円になった事情とは?

チロルチョコは、”子供がお小遣いで買えること”を狙って、価格が10円に設定されて発売されました。しかしながら、石油危機後に値上げをしたことで、その売り上げが激減。1979年(昭和54年)に、再び10円の値段を復活させました。ところが、このチョコはコンビニへの納品に必要なバーコードを入れられなかったため、入れられる形にした20円チロルとして発売されるようになったのです。

鮭が生まれた川に再び戻って来れるのは何故?

鮭(さけ)は、川で生まれて海で暮らし、繁殖(はんしょく)のために再び故郷の川へ戻ってくるという、不思議な生態をもつ魚です。一口に戻ってくるといっても、距離にして1300~1400キロメートルともいわれる長旅です。鮭が、このような長距離を、途中で迷子にならずに戻って来れるのは、自分が生まれた川のにおいを覚えているからだといいます。

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