何故一覧

ニシンの卵を「ニシンコ」ではなく「カズノコ」というのは何故? – 「カズノコ」の語源

タラの子はタラコなのに、ニシンの子はニシンコといわずに「カズノコ」といいます。これは一体、何故なのでしょうか?「ニシン」という魚の名前は、お腹に抱える卵が多いところに由来するといわれます。つまり、たくさんの卵を抱えてお腹が膨(ふく)らんでいる様子が、まるで「妊娠(にんしん)」しているようだというわけです。そして、このニシンの卵が「カズノコ」です。

えっ? 哺乳類は皆、おしっこの時間が21秒だった? – ジョージア工科大学のパトリシア・ヤンらがこの研究でイグノーベル賞を受賞

最近の研究で、哺乳類は皆、おじっこの時間が「約21秒」だということが分かりました。大型動物は、小型動物よりも膀胱(ぼうこう)が大きいため、排尿(はいにょう)に要する時間が長くなると思われがちです。しかしながら、なんと、犬や猫もチンパンジーもゾウも、そしてヒトも、体重が3キロ以上ある哺乳類(ほにゅうるい)であれば、用を足すのにかかる時間は、実は「約21秒」であるという研究結果が発表されました。

えっ? ネギとトロで作るから「ネギトロ」ではなかった? – ネギトロの語源

寿司屋で人気のネタのひとつである「ネギトロ」。この名前は、野菜の「ネギ」とマグロの「トロ」が材料であることからそのように呼ばれていると思いきや、実はそうではありませんでした。ネギトロの語源は、寿司職人がマグロを捌(さば)く際、マグロの中落ち(なかおち)を骨のまわりから削り取りますが、この作業を「ねぎ取る」といいます。そして「ネギトロ」というのは、この「ねぎ取る」が変化してできた言葉だったのです。

「四六時中」は、もともと「二六時中」だった? – 四六時中の語源

「四六時中(しろくじちゅう)」という言葉があります。これは、「一日中ずっと」「いつも」という意味で、2020年に大ヒットした人気アニメ・『鬼滅の刃(きめつのやいば)』にも登場します。が、実はこれ、もともと「二六時中(にろくじちゅう)」といわれていました。「二六時中」という言葉は、昼と夜をそれぞれ6つの時刻(とき)に分けて1日を表わしていた江戸時代の時刻制度に関係があります。つまり、昼と夜の刻が合わされば1日が12刻(2×6=12)となることから生まれたのが「二六時中」という言葉なのです。

「どっこいしょ」という掛け声は仏教由来の言葉だった?

「どっこいしょ」の語源には諸説ありますが、そのひとつが仏教用語の六根清浄に由来するというものです。六根清浄の「六根」とは、目、鼻、耳、舌、身、意(心)の6つを指す仏教用語で、六根清浄とは、この六根から生まれる欲望を断ち切り、心身(しんしん)を清めるという意味です。そして、この六根清浄が転じて「どっこいしょ」になったというわけです。

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告
レクタングル(大)広告