人は「指紋」で、牛は「鼻紋」で識別する?

人間は、個人を識別するのに「指紋」が使われています。何故ならば、周知の通り、指紋は一人ひとり違うからです。それでは、人間以外の場合はどうなのでしょうか?牛の場合には「鼻紋(びもん)」と呼ばれるものがあります。鼻紋というのは、牛の鼻先にある特有の皺(しわ)のことで、人の指紋と同様、1頭ずつそれぞれ異なっており、一生変わることがありません。血統などの証明を必要とする和牛などは、ほとんどの場合、子牛が生まれると1頭ずつこの鼻紋を採取して、この部紋で固体識別をしています。

ひな人形のお内裏様の位置は、昔は今とは逆だった?

ひな祭りは、女の子のすこやかな成長を祈る年中行事で、幼い女の子がいる家では、ひな人形が良く飾られます。さて、このひな人形の飾り方で、ちょっと不思議なことがあります。それは、最上段に飾るお内裏様(男びなと女びな)の位置です。現在は、ひな壇に向かって、左に男びな、右側に女びなを飾るのが標準的な飾り方のようです。が、かつては、これらのひな人形は現在とは左右逆に飾られていました。

世界初の電子メールのメッセージは、キーボードを適当に打った「QWERTYUIOP」だった?

携帯電話の普及とともに、今や私たちの生活にすっかり溶け込み、もはやこれなしでは支障が出る感のある電子メール。この電子メールを開発したのは、アメリカのIT技術者である、レイ・トムリンソン(Raymond Samuel Tomlinson、1941年 - 2016年)です。最初に送ったメールのメッセージは、特に考えたものではなく、キーボードを左から順に押した「QWERTYUIOP」のような、適当に打った文字列だったと後に語っています。

不老不死のクラゲが存在するって本当?

人間が古くから夢見てきた不老不死。実は、そのヒントが隠されているとして、「ベニクラゲ」を使った研究が進められています。普通のクラゲは、有性生殖の後に死を迎え、海水中で溶けて消えます。しかしながら、このベニクラゲの場合は違います。ベニクラゲの場合は、まず肉団子状になり、続いて細い枝状のポリプを伸ばします。そして、このポリプに再びクラゲの若い体が形成され、やがて分離して泳ぎだします。死を迎えてから再生するまでの期間は、約2ヶ月半です。

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