夕陽が赤く見えるのは何故?-赤の波長が長いためだった

夕方になると、夕陽が赤く見えます。これは、何故なのでしょうか?色が太陽光は白色光といい、虹の7色(赤、橙(だいだい)、黄、青、藍(あい)、紫)が混じり合ってっできたものです。この7色の光は、大気中に浮かぶ空気の分子に当たると拡散(かくさん)されますが、特に波長の短い光がより強く散らばります。一方、赤い光は波長が長いために散らばりにくく、より遠くまで届きます。夕陽が赤く見えるのは、夕方の太陽光が大気中を通るときの距離が、真昼間の真上からに比べて長くなった結果、赤い光だけが拡散されずに私たちの目に届くからなのです。

月は、かつて2つあった? – カリフォルニア大学の エリック・アスフォーグとベルン大学のマーティン・ジャッツィが発表

夜空に浮かぶお月さまですが、かつてこの月は2つあったという説があるのをご存知でしょうか?「地球には、かつて2つの月があったが、ゆっくりと衝突して1つになった」こんな新説が、2011年8月4日にカリフォルニア大学サンタクルーズ校(米国)の エリック・アスフォーグ(Erik Asphaug)とベルン大学(スイス)のマーティン・ジャッツィ(Martin Jutzi)によって発表されました。

「果糖ぶどう糖液糖」とはどのようなもの?-JASで果糖分が50%以上のもの

「果糖ぶどう糖液糖」とはどのようなものなのでしょうか?1980年(昭和55年)に日本農林規格(JAS)で、ぶどう糖を果糖に変えた異性化液糖(いせいかえきとう)のうち、果糖分が50%以上のものを「果糖ぶどう糖液糖」、50%以下のものを「ぶどう糖果糖液糖」と呼ぶことになりました。

日本一短い川は何? – 和歌山県のぶつぶつ川

日本一短い川は、一体なんという川なのでしょうか?答えを先に書けば、それは和歌山県にあるぶつぶつ川です。熊野古道(くまのこどう)や熊野那智大社(くまのなちたいしゃ)などのある、世界遺産の町として知られる和歌山県東牟婁郡(ひがしむろぐん)那智勝浦町(かつうらちょう)。この町は、日本一の落差を誇る那智大滝があることで有名ですが、近年もうひとつの日本一が加わり、話題となりました。

「ドングリ」はそもそも何の実? – 「ドングリの木」というのは存在しない

公園などにもよく落ちているこのドングリですが、これはそもそも何の木の実なのでしょうか?こう書くと、「え?」と驚かれる方がいらっしゃるかも知れませんが、実は「ドングリの木」というのは存在しません。ドングリというのは、ブナ科の、特にカシ・ナラ・カシワなどコナラ属植物の果実の総称で、果皮(かひ)が硬く熟して、地面に落ちたものを「ドングリ」と呼んでいるのです。

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