「独眼竜」伊達政宗は本当に眼帯をしていた? – 右眼に眼帯をした姿は後世に創作されたものだった

東北地方を代表する戦国大名は誰かと問われれば、多くの方が伊達政宗(だて まさむね)と答えることでしょう。仙台藩祖の伊達政宗は、のちに「あと10年早く生まれていれば、天下が奪(と)れた」と評されたその活躍ぶりもさることながら、幼少時に右眼を失明(しつめい)したことから「独眼竜(どくがんりゅう)」とも称されています。さて、伊達政宗のいわばトレードマークともいえる右眼を覆う眼帯ですが、実はこの眼帯姿は後世に創作されたものでした。

「ねこふんじゃった」はロシアでは「犬のワルツ」、フィンランドでは「ねこのポルカ」になる?

「ねこふんじゃった」という練習曲があります。大変ユーモラスな曲で、子供のときに、学校で誰でも一度は弾いてみたことがあるのではないでしょうか。しかしながら、この曲のタイトルが国ごとに違うということをご存じですか?日本と同じ猫が登場するのはフィンランドの「ねこのポルカ」、ルーマニアの「黒ねこのダンス」などで、ロシアでは「犬のワルツ」となり、ドイツやベルギーでは、なんと、「ノミのワルツ」になってしまうといった具合です。

「ボイコット」の由来となった陸軍大尉がいた? – ボイコットの語源

集団での拒否行動を意味する「ボイコット」。この言葉は、もともと人の名前に由来するといいます。それでは、その人物とは一体誰なのでしょうか?その人物とは、イギリス陸軍大尉(りくぐんたいい)チャールズ・カニンガム・ボイコットです。彼は退役後、アイルランドの領地支配者(土地管理人、代官)となりましたが、1880年の夏に年貢(ねんぐ)を値上げすると、小作人(こさくにん)たちは彼に怒り、町ぐるみで彼を断絶(だんぜつ)。レストランで食事も取れず、郵便物さえも届かない状況に陥った彼は、命からがらイングランドへ逃げ帰ったといいます。

かつてアメリカの大統領選で民主党が壊滅的大敗を喫したことがあった? – 1984年に行なわれたレーガンvsモンデール戦

1984年11月6日に行なわれたアメリカ合衆国大統領選挙(1984ねんアメリカがっしゅうこくだいとうりょうせんきょ、United States presidential election of 1984)。この選挙では、共和党(きょうわとう)現職のロナルド・レーガン大統領と民主党(みんしゅとう)のウォルター・モンデール候補の戦いとなりましたが、モンデール候補はミネソタ州とワシントンD.C.の2州のみでの選挙人獲得にとどまり、壊滅的大敗(かいめつてきたいはい)を喫しました。

なんと! 画家ゴッホの描いた絵は生前、1枚しか売れなかった!?

ゴッホは、画家になってから10年間、絵画の制作に打ち込み、約2000点の作品を残しました。しかしながら、その中で生前に売れた絵は、なんと、わずか1枚だけ!その作品のタイトルは「赤い葡萄畑(あかいぶどうばたけ)」です。この絵は、アルルでゴーギャンと共同生活をしていた1888年(明治21年)11月初旬に描かれた作品です。

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