えっ? 「もしもし」は、最初「オイオイ」だった?

電話をかけるときは、「もしもし」とまず相手に声をかけます。この「もしもし」の語源は、「これから何かいいますよ」という気持で、「申します、申します」と言ったのが一般化し、後にこれが省略されて、「もしもし」になったといわれています。が、どうもこれは違うようです。東京の電話交換が始まったのは明治23年(1890年)2月16日のことですが、これに先立ち、電話交換の公開実験が催されています。そのときの模様が、同年の5月17日付けの読売新聞に、以下のように載っています。

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