ハチの巣房は何故六角形? – 六角形は最少の材料で最大の空間を作り出せる合理的な形

ハチの巣を良く見てみると、きっちりと六角形の部屋(巣房)が並んでいます。一体ハチは、どうしてそのような大工さんのようなことができるのでしょうか?六角形の巣房を作るのは、ミツバチ、アシナガバチ、スズメバチなど、たくさんの仲間と社会生活を営むハチのみです。これらのハチが、あたかもものさしで測ったように、同じ大きさの六角形を並べることができるのは、頭にある2本の触覚を、実際にものさしとして使っているからだといわれています。

コックさんの帽子は、何故あんなに長い?

18世紀の終わりのフランスに、天下の名シェフと呼ばれたアントン・カーレムというコックさんがいました。ある日、彼のお店に来たお客さんの中に、王様のような背の高い白い山高帽をかぶっている人がいました。それを見た彼は、その帽子がすっかり気に入ってしまい、早速調理場で、自分も同じようにかぶりだしたのがこの高い帽子の由来といわれています。

「上戸」、「下戸」は税金の言葉からきていた?

昔から酒飲みのことを「上戸(じょうご)」、酒が飲めない人のことを「下戸(げこ)」と言いますが、この語源は平安時代の税金制度からきているようです。大宝律令(701年)で、一戸の家に6、7人の成人男子がいる家は上戸、それ以下は下戸と定められました。当時は、これによって婚礼の際のお酒の量も制限されました。上戸は8瓶までふるまい酒が許されたのに対して、下戸はせいぜい2瓶程度までとされていたのです。

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