えっ? パソコンの「バグ」は本物の虫のことだった!? – 「バグ」の語源

パソコンが誤動作を起こすことを「バグ(bug)」と呼びますが、この語源は本物の虫から来ています。ある時、コンピューター草創期(そうそうき)のハーバード大学で、電子計算機のハードウェアがうまく動かないということがありました。そこで、その原因を調べたところ、マシンの内部に蛾(が)が引っかかっており、この蚊が原因でプログラムが動かなくなっていたことが判明(はんめい)しました。

自動車のスピードメーターに、時速180キロまであるのは何故? – その意外な理由

高速道路の最高速度は100キロですが、スピードメーターを見ると時速180キロまであります。法定速度を大きく超えた速度がスピードメーターに表示されているのは、一体何故なのでしょうか?これは、安全上の理由によるものです。日本国内のほどんどの高速道路において、最もキツい角度の坂は6%の勾配(こうばい)とされます。車が高速道路を疾走(しっそう)するとき、この6%の上り坂を100キロで走るためには、平地を180キロ程度で走るパワーが必要なのです。

「チクる」とは、そもそもどういう意味? – チクるの語源

「先生にチクるなよ!」「お前だろ、チクったのは!」などと、「告げ口する」という意味で使われる「チクる」という言葉。この言葉は、そもそもどういう意味なのでしょうか?また、この「チクる」にはどのような類語があるのでしょうか?「チクる」というのは、実は倒語(とうご)、つまり順序を逆にした言葉で、「口」という言葉を逆さにした「ちく」に、「る」をつけて動詞化したものです。

「流行色」は誰が決めている? – 「インターカラー(国際流行色委員会)」が流行2年前に決めていた!

流行色は、1963年(昭38和年)に発足(ほっそく)した「インターカラー(国際流行色委員会)」という、国際的な団体によって決められたものです。「インターカラー」は、日本を含む17ヵ国からなる団体です。この団体が、各シーズンの約2年前に春夏カラー、秋冬カラーを選定(せんてい)し、1年半前にトレンドとして発表しています。

えっ? 「バナナの皮は滑りやすい」は科学的に証明されていた!? – 北里大学の馬淵教授らがこの研究でイグノーベル賞を受賞

バナナの皮を踏むと滑りやすいですが、なんと、これが科学的に証明されているということをご存じですか?証明したのは、北里大学衛生学部の馬淵教授らです。「イグノーベル賞」という、ユーモアで人々を笑わせ、考えさせるような独創的(どくそうてき)な研究に贈られる賞があります。北里大学衛生学部(きたざとだいがく えいせいがくぶ)の馬淵清資(まぶちきよし)教授たち4人が、2014年(平成26年)にこの賞において物理学賞を受賞していますが、その内容が「バナナの皮を踏むと何故滑りやすいのか」でした。

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