明治天皇すり替え説の真相は? – 大政奉還における薩長同盟の暗躍
明治天皇は、まったくの別人にすり替えられていたという説があります。その事件は、大政奉還(たいせいほうかん)の最中に起こりました。最初の犠牲者になったのが、孝明天皇(こうめいてんのう)です。そして、孝明天皇の次に天皇に即位した孝明天皇の息子、睦人親王(むつひとしんのう)も暗殺されていたのです。事実上倒幕を果たした薩長は、次期天皇を長州に反感を抱く人物にはしたくありませんでした。そこで、本物の睦人親王を殺し、南朝の子孫、大室寅之祐(おおむろ とらのすけ)を明治天皇として仕立て上げたというのです。