「国道」と聞くと、時には渋滞になることはあっても、自動車がすいすい往来(おうらい)する道路をイメージします。
しかしながら、なんと、日本には自動車が通れない国道があることをご存じですか?
日本には海上国道と階段国道が存在
1965年(昭和40)に制定(せいてい)された「一般国道の路線を指定する政令(せいれい)」によれば、そのルート上にたとえ海上の区間があっても、フェリーなどで結ぶことで1本の交通系統(こうつうけいとう)として結ぶことで機能していれば、国道となると定められています。
このような国道は、「海上国道(かいじょうこくどう)」呼ばれ、愛媛県(えひめけん)の三崎(みさき)と大分県(おおいたけん)の佐賀(さが)間を結ぶ国道197号線もそのひとつです。
また、以前「えっ? 国道には途中で階段になっている場所がある?」でもご紹介しましたが、青森県の竜飛岬(たっぴざき)を周回(しゅうかい)している国道339号線には、なんと、300メートルもの自動車が通れない区間があるのです。
この国道は、建設の際、階段部分の勾配(こうばい)が急すぎて道を作れなかったため、地元の人たちが使っていた階段が、そのまま国道の一部として使用されることになったという経緯があります。
おわりに
しかし、車が通れない「国道」があるなんて、驚きですね。 😯 オオッ!
いずれも、”強引に作った感”満載(まんさい)です。
諸般の事情によるものと思われますが、「トライアスロン」ではないのですから、国道たるもの、今後はきちんと”自動車だけで”通れるよう作ってほしいものです。 🙂
そうでなくても、一部の国道は、渋滞の酷(ひど)さから「酷道(こくどう)」と揶揄(やゆ)されているのですから…。
あらあら。 😯
白鳥さんたちの世界にも渋滞があるようですね。 😛