年齢とともにさびしくなりがちな頭髪(とうはつ)。中には、老齢を待たずして無毛(むもう)になる方も。【><】
今日は、髪の毛のこの切実な悩みに効果があるかも知れない、珍駅名をご紹介します。
JR北海道線の留萌本線にある「増毛駅」
JR北海道線の留萌本線(るもいほんせん)には、薄毛の悩みをかかえる人たちにはうれしい(?)駅があります。
かつて、高倉健(たかくら けん)主演の映画「駅 STATION」(えき ステーション)の舞台となった無人駅「増毛駅」です。
「増毛」は、残念ながら(?)「ぞうもう」ではなく、「ましけ」と読みます。
が、「増毛」にあやかった縁起物(えんぎもの)の切符として、駅周辺で入場券も発売され、知る人ぞ知るハゲの聖地となっています(この駅は2016年に廃止)。
千葉県の銚子電鉄にある「髪毛黒生」
もうひとつ、千葉県の銚子電鉄(ちょうしでんてつ)に新たな聖地が生まれました。
その名も、「髪毛黒生(かみのけくろはえ)駅」。
もともとここは、笠上黒生(かさがみくろはえ)という名前の駅でしたが、頭皮(とうひ)シャンプーの製造販売会社「メソケアプラス」が、2015年12月から1年間のネーミングライツを購入。
新名称お披露目(おひろめ)の暁(あかつき)には、なんと、本物の昆布(こんぶ)でできた記念入場券が発売され、すぐに完売しました。
高知県のJR四国予土線(よどせん)にある「半家(はげ)駅」
なお、高知県のJR四国予土線(よどせん)には「半家(はげ)駅」があります。
一見髪の毛つながりに思えるこの駅ですが、実は、髪とは何の関係もありません。
「あっ! あいつ、ついにハゲタか?」
ここは「平家の落人(おちうど)の集落(しゅうらく)」でしたが、追手にわからないよう、「平」の漢字を「半」に変えたのが由来なのだといいます。
おわりに
千葉県の「髪毛黒生(かみのけくろはえ)駅」、これ最高のネーミングですね!おお!(゚o゚)
この駅に降り立つだけで、ふさふさした黒髪が生えてきそうです。(^^)