近年は、健康意識の高まりから、巷(ちまた)にはいろいろな健康法があふれています。
その中のひとつがサイクリングで、実際、自転車で通勤する人たちも増えています。
しかしながら、自転車に乗りすぎると、特に男性には重大なリスクがあるといいます。
自転車の乗りすぎがEDの原因に
これまで、自転車の乗りすぎがED、すなわち勃起不全(ぼっきふぜん)を引き起こすのではないかと、さまざまな研究が行なわれてきました。
いずれの研究も、サドル先端部分による会陰部(えいんぶ、=外陰部と肛門の間)への圧迫(あっぱく)が原因としています。
自転車に乗っている時間が長ければ長いほど、異常な精子が増大
第25回欧州ヒト生殖学会議(おうしゅうヒトせいしょくがくかいぎ)では、さらに驚くべき研究結果が報告されています。
なんと、自転車に乗っている時間が長ければ長いほど、異常な精子(せいし)の割合が高くなるというのです!
トライアスロン選手を使った実験では、1日約40キロメートル以上の自転車トレーニングをした選手は、正常な精子の割合が4%以下という数字が出ています。
これは、サドルの圧迫と摩擦、トレーニングウェアによる体温上昇、そして運動によるストレスが、精巣(せいそう)への障害(しょうがい)や、精子の酸化性損傷(さんかせいそんしょう)を引き起こすめだといいます。
「自転車は、こうして人に漕(こ)がせるのが、一番安全のようだニャー」
写真はこちらからお借りしました。
しかし、自転車に乗りすぎるとEDになるなんて、恐いですねー。(((=_=)))ブルブル