硬貨の品質は、作られた年によって変わります。
含まれる金や銀の割合から、ニセの硬貨を判別するために製造年が入れられています。
一方、紙幣の方は、番号が入っており、数年で新しい紙幣に入れ替えられるため、製造年を入れる意味はあまりありません。
ちなみに、硬貨には明確な耐用年数はありませんが、おおよそ30年ぐらい使われると、摩耗したり汚れが目立つようになってきたりします。
極端に変形、変色、あるいは摩耗していて再使用不可能と判断されたものは、「流通不便貨幣(currency unfit for circulation)」として製造元の造幣局に戻され、そこで素材別に鋳潰(いつぶ)して再び硬貨の材料となります。
参考にしたサイト
硬貨には製造年が入っていて、紙幣には入っていない?: せいちゃん堂
http://seichando.seesaa.net/article/401788212.html