隠語(いんご)というのはどの業界にもあるものですが、タクシー業界にもさまざまな隠語があります。
今日は、それらの中からおもしろ隠語8語を選りすぐってご紹介します!
目次
タクシー業界のおもしろ隠語8選
1.「工事中」
これは、警察の取り締まり中を意味します。
同じ意味で、「赤信号」というのもあります。
同僚と会ったときなどに、「2丁目の交差点、工事中だよ」と教え合ったりしています。
2.「マル酔工事」
これは、飲酒取締りの意味です。
それでは、実際に道路工事をしているときは、何というのでしょうか?
その場合には、「本工事」といいます。
3.「お化け」
これは、「長距離客」のことです。
びっくりするほどうれしい気持ちから、この表現が使われるようになったようです。
「最後の客がお化けでさ~」のように使われます。
4.「流れ弾」
これは、長距離客を乗せる確率の高いタクシー乗り場で、近距離客に当たってしまうことをいいます。
5.「ワカメ」
これは、酔っ払ったお客のことです。
酔客(すいきゃく)は、体がゆらゆらと動いている様子から、このように呼ばれるようになったのだといいます。
6.「いらっしゃい」
これは、チップを意味します。
この言葉には、「いつでも大歓迎!」という意味が込められています。
7.「ろく」
上に挙げた「いらっしゃい」と同じ意味です。
が、こちらは主に関西圏で使われる用語で、余分の利益のことを指す「余禄」が省略されて、「ろく」と呼ばれるようになりました。
8.「三桁」
これは、1000円以下の短距離の仕事のことをいいます。
「今日は三桁ばっかりで、どうにもならんわ」のように使われます。
参考にしたサイト
タクシーに乗るとき知っていると楽しい業界の隠語20選
https://nanapi.com/ja/96216