Webカメラ(ウェブカメラ)とは、WWW、インスタントメッセージ、PCビデオ等を使用して、撮影された画像にアクセスできるリアルタイムカメラのことです。
ノートパソコンなどに付属しているこのカメラですが、万全なセキュリティ対策をしていれば問題はありません。
が、カメラ機能を自動的に起動させて、映像をネット上に流すというウイルスが存在するため、使用しないときは念のためにカメラのレンズに黒いシールを貼るなどして隠しておいた方が安全と言えます。
さて、以前行なわれた朝日新聞の調査で、購入時のままパスワードが設定されていないために、商業施設や住宅の映像・音声が第三者によってネット上で閲覧可能な状態にあることが分かりました。
具体的には、調査したカメラのうち35%にあたる769台が、パスワードが設定されていなかったために、第三者によって映像・音声をネット上で見たり聞いたりできる状態にあり、また外部からカメラを勝手に操作されたケースもあったということです。
Webカメラの仕組み
769台のうちのほとんどが、防犯や監視用として設置され、レンズが向けられている対象と状況から、書店、美容院、飲食店、スーパーなどとみられ、また事業所の従業員控室、幼い子どもたちがいる託児所のようなスペースもあったということです。
いずれにしても、便利である反面、その裏側にこのような危険性のあるWebカメラ。あなたがもし使っていないならば、無効にしておくことをおすすめします。
無効にする方法は、以下の通りです。
1.スタートボタンをクリックして、メニューのコンピュータを右クリック、プロパティを選択します。
2..左側のメニューにある、「デバイスマネージャー」をクリックします。
3.デバイスマネージャーの中の「イメージングデバイス」という項目を見つけ、ダブルクリックして項目の中身を開きます。
4.その中に表示されているのが搭載されたカメラのデバイス項目です。これを右クリックして、開いた項目の中から「無効」を選択します。
5.すると、項目に無効のマークが表示されます。
ちなみに、元に戻す場合は、ここで「有効」を選べば元に戻ります(※無効の状態で右クリックすると、「有効」という項目が表示されます)。
参考にしたサイト
ウェブカメラ、ネットで丸見え3割 パスワード設定せず
http://www.asahi.com/articles/ASH3654C1H36PTIL00W.html
使わないウェブ(WEB)カメラ、放っておくと危険ですよ
http://matome.naver.jp/odai/2137636713127957501