通常、無意識に行なっているまばたき。
一体、1日に何回くらいしているのでしょうか?
また、このまばたきには、どのような効用があるのでしょうか?
まばたきの回数は、男性が19200回、女性が14400回
まばたきの回数は、個人差はありますが、平均すると男性が1分間につき20回、女性が15回と言われています。
1日24時間のうち、睡眠時間を8時間とすると、起きている時間は16時間となります。
これらの数字をもとに、一日のまばたきの回数を計算してみます。
男性 → (20 × 60) × 16 = 19200
女性 → (15 × 60) × 16 = 14400
ということで、男性は19200回、女性は14400回となります。
まばたきをしている間、毛様体金と網膜が休まる
まばたきは、基本的に目を乾燥やゴミなどから守るために無意識に行なわれています。
が実は、意外な効用がありました。
それは、まばたきをしている間、遠近調節を行なう「毛様体筋(もうようたいきん)」と、光の量を調節する「虹彩筋(こうさいきん)」が、つかの間の休息をすることができるということです。
また、光が一瞬さえぎられるため、映像を映すスクリーンである「網膜(もうまく)」も、わずかながら休まります。
なので、目が疲れたと感じたら、意識してまばたきの回数を増やしてみると良いでしょう。