満員電車の中でも、工夫しだいで新聞を読むことができます。
もちろん、運よく座席に座れれば苦労はありません。
問題は、空席がなく、立っていなければならないときです。
満員電車で新聞や文庫本を読む勇気ある方法
そんな場合は、とりあえず隅(すみ)のほうに立つことをお勧めします。
四方が人間である場合に比べると、片側だけでも新聞を読むくらいのスペースは確保できます。
が、やむなく人に囲まれた場合には、男性よりも女性と対面する位置をとります。
というのは、一般的に女性は男性よりも背が低いので、その上の空間を利用して新聞が読めるからです。
もちろんこのやり方は、自分よりも背の低い男性の場合にも応用できます。
いずれにしても、新聞をそのままの状態にしておいては、満員電車の中で次の紙面に進めません。
そのため新聞は、乗車前にあらかじめタテに2つ折りにしておき、こまめにページをめくったり、ひっくり返したりを繰り返します。
少々新聞の角が他の人に当たったところで、怒声(どせい)が聞こえることはありません。
通常、ヤクザや政治家が満員電車に乗っていることはありませんから…。