世の中には、「このツボを買えば幸福になる」とか、「これを飲めばたちまち健康になる」、また「これを食べれば10歳若返る」などといって高価な商品を売りつける、インチキ商法のタネは尽きません。
それもこれも、このようなインチキ商法に、まんまと引っかかってしまう人がいるからなのです。
あなたもそんな被害者にならないよう、今日はそんなインチキ商品の共通点を考えてみたいと思います。
すべてのインチキ商法の共通点
まずは、「霊感商法(れいかんしょうほう)」と呼ばれるものです。
「あなたの印鑑(いんかん)はたいへん不吉だ。このままでは不幸が起こる」などといって、お客の不安を露骨(ろこつ)にあおることによって、インチキ商品を買わせます。
次に、「健康商法」です。
これも、いたって単純です。
誰でも、程度の差こそあれ、健康には不安を抱いているものです。
このツボを突かれると、わけの分からない高価な健康商品などを、コロリとだまされて買ってしまう人も多いです。
最後は、「利殖(りしょく)」です。
小豆相場だ、金相場だ、などと、世の中にはいきなり電話してくる人がいますが、これも、「うまい話に乗り遅れてはいけない」→「自分だけが損しているのではないか?」という「不安」につけ込んでいるわけです。
結論。
いたずらにお客の「不安」をあおるような商法には要注意。
まずインチキだと思って間違いありません。