スーパなどに並ぶ牛肉のラベルを見ると、「国産牛」「和牛」「輸入牛」などと書かれています。
まず、国産牛は、日本で生産(育成・屠殺(とさつ))された牛を指します。
そのため、どんな種類の牛でも、日本で生産されれば国産牛に分類されます。
次に、和牛は、黒毛和種(くろげわしゅ)、褐毛和種(あかげわしゅ)、日本短角種(にほんたんかくしゅ)、無角和種(むかくわしゅ)の4種類と、和牛同士の交雑種(こうざっしゅ)のことを指します。
そして、輸入牛は、国外で育てられた牛を指します。
が、ここに一種のトリックがあります。
たとえアメリカなどの国外で生まれた牛であっても、日本に運ばれたあと、屠殺されるまで3ヶ月以上育成された場合には、国産牛になってしまうのです。