写真は、こちらからお借りしました。
1885年に発売された、アメリカでもっとも古い炭酸飲料・「ドクターペッパー(Dr Pepper)」。
この飲み物が誕生した背景には、とてもロマンチックな逸話(いつわ)がありました。
「ドクターペッパー」は、ソーダ売りが医者の娘ペッパーを偲んでつくったものだった
1871年のこと、アメリカ・ヴァージニア州のある町で、チャールズ・ペッパーという医師が経営するドラッグストアに、ウェード・モリソンという若者が勤めていました。
彼は、ペッパーの娘と恋に落ちますが、ペッパー医師は、若すぎる2人の仲をどうしても認めようとしません。
失恋したモリソンは、ヴァージニア州を離れ、テキサス州のウェイコに移ります。
そこで彼はドラッグストアを開き、薬剤師(やくざいし)である店員のチャールズ・アルダートンとともに、新しい飲み物を考案します。
その飲み物は、ウェイコ中で評判になるほどヒットしましたが、モリソンは、なおもペッパー医師の娘を忘れることができません。
それを知った常連客は、モリソンの作ったこの飲み物を、からかい半分に「ドクターペッパー(ペッパー医師)」と呼んでいました。
いつしか、ウェイコでのドクターペッパーの名声は、ヴァージニア州のペッパー医師の元へも届きます。
そしてついに、モリソンは、ペッパー医師の娘との結婚を許されたのでした。
おわりに
今日は、「ドクターペッパー」は、ソーダ売りがペッパー警部、じゃなかった医者の娘ペッパーを偲んでつくったものだったという話を書いてみましたが、いかがでしたか?
ドクターペッパーの開発には、薬剤師がかかわっていましたが、実は、類似商品のコカ・コーラを開発したのも薬剤師でした。ええっ、そうなの?(゚o゚)
詳しくは、以下の記事をお読みください。
参考にしたサイト
[mixi]ドクペ誕生秘話 – やっぱDrPepper | mixiコミュニティ
http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=459532&id=3665684