梅(うめ)の花が咲く頃に、人里で鳴き始めることから「春告鳥」(はるつげどり)とも呼ばれるウグイス。
各地の気象台では、ウグイスが「ホーホケキョ」とさえずりはじめた日を、ウグイスの初鳴日として観測しているそうです。
さて、このウズイスのの「ホーホケキョ」という鳴き声は、春にはよく聞きますが、秋や冬にはほとんど聞きません。
秋や冬は、一体どうしているのでしょうか?
ウグイスが「ホーホケキョ」と鳴くのは、実は春だけだった
ウグイスは、2月初旬頃からさえずり始め、 8月下旬頃までは、市街地に近い公園や林でも「ホーホケキョ」という大きな鳴き声を聞くことができます。
が、その後は山地の方へ移動し、巣作りに入ります。
秋から冬にかけては、「ホーホケキョ」とは鳴かずに、ときどき「チャッチャッ」という地鳴き(または笹鳴き)と呼ばれる声を出すだけなのです。
ちなみに、ウグイスはオスしか鳴きませんが、人間界で「ウグイス」といえば「ウグイス嬢」と女性を指します。
広辞苑によれば、
「ウグイス嬢とは、(ウグイスの美しい鳴き声にたとえて)電話交換手のこと。またはアナウンスを担当する女性」
とあります。
面白いですね。
ウグイスは春にしかホーホケキョと鳴かない? | Zatupedia
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