冷蔵庫は、電気で動いています。
が、電気というと、熱やエネルギーを生み出すイメージが一般的でしょう。
電気で冷やすというのは、一体どのような仕組みになっているのでしょうか?
冷蔵庫は、気化熱を利用して食材を冷やしていた
冷蔵庫は、電気をそのまま冷却に使用するのではなく、”液体が蒸発するときに発生する気化熱(きかねつ)を使って冷却しています”。
水は、通常100度で気体となりますが、冷蔵庫の内部には、常温でも気化する揮発性の液体である「冷媒(れいばい)」が入ったパイプが張り巡らされています。
そして、このパイプの中で、冷媒が蒸発を繰り返すことによって、冷蔵庫内の温度を下げているのです。
そして、気化した冷媒は、コンプレッサーで圧縮されて温度を下げられ、再び液体に戻り、何度も使用されます。
写真は、こちらからお借りしました。