赤塚不二夫とフジオ・プロによるギャグ漫画「おそ松くん」のテレビアニメで、最終回はどうなるのでしょうか?
写真は、こちらからお借りしました。
「おそ松くん」は、3度アニメ化されています。
最初のシリーズの最終回は、以下の通りです。
おそ松家でドキュメンタリー番組の撮影が始まる
あるとき、テレビ局のスタッフ(イヤミとちび太)が、マイクとカメラを持って、おそ松くんの家にドキュメンタリー番組の制作にやってきます。
が、母のいいつけで、おそ松くんたちは突如お行儀が良くなり、母自らも、「ざーます言葉」を使い始める有様。
撮影中、スタッフが、「はい。ここでけんかしてチョ」というと、おそ松くんたちは、「ぼくたち、兄弟仲良し。けんかなんかしたことない」と返すほど。
これでは、おそ松くんではなく、「お澄ましくん」です。
撮影スタッフ、盗み撮りを始める
いつものおそ松家の様子が撮(と)れないことに手をあぐねたカメラマンは、真実の姿を撮ろうと、盗み撮りを始めます。
その結果、父のへそくりの隠し場所が母に知られるなど、家族の秘密が暴(あば)かれ、一家のムードが険悪(けんあく)になってきます。
やがて、カメラの前での堅苦しい振る舞いと、アンフェアな収録に耐えられなくなった家族は、激怒(げきど)してイヤミとちび太を追い出します。
おそ松家の家族、隠しカメラに気づいて逆襲!
ほっとした家族ですが、押入れで隠しカメラが回っているのを発見。
引き上げたふりをして、なおも隠し撮りを続ける2人に、家族は仕返しを決意します。
カメラにデタラメな映像を録画し、翌日忘れ物をしたといって取りに来た2人に、何食わぬ顔をして渡します。
テレビ局で、この映像を見た上司(だよーんのおじさん)は激怒。
イヤミとちび太は左遷(させん)され、人間ではなく、ブタの6つ子のドキュメンタリー番組撮影スタッフに回されたのでした。
特別番組·これが六つ子だ 【昭和版おそ松くん】
「おそ松くん」のテレビ放送
テレビ第1作:1966年2月5日 – 1967年3月25日(全56話)
テレビ第2作:(「新おそ松くん」「平成のおそ松くん」) 1988年2月13日 – 1989年12月30日(全86話)
テレビ第3作:(「おそ松さん」) 2015年10月 – 継続中